プレゼントの選び方

14日はバレンタインでしたね。
本命とやらも特にいない私ですが、お菓子屋の陰謀にのっかり、バレンタインの数日前に百貨店へ行き、チョコレートを見繕いに行きました。

同じ部署の男性陣へのありがとうチョコ、、普段仲良くしている友達2人への友チョコ、先日お世話になった男子へのお礼チョコなど、私が買ったのはその辺のものです。

プレゼントを選ぶのはとても楽しい。
決して高いチョコレートを買ったわけではないけれど、対象の相手を思い浮かべて、
「この味が好きそう」「こういうデザインは女の子なら喜んでくれる」「がっつり量あったほうが喜びそうだな」と、人によって買うものを変えた。

バレンタインの時期の百貨店にはいつにも増しておびただしい数の甘いものが用意されているのだけど、ラッピングがそもそも男性向けだったり、女性向けだったり、チョコだったりバームクーヘンだったりマカロンだったり様々な選択肢がある。

どれを選んでもだいたい美味しいだろうし、間違いないとは思うのだけど、人によってあの人にはこれ、この人はこっち、とやっている自分にふと気づいて、自分の中のその人のイメージに合わせて一生懸命選んだりするんだなあと思ったりした。

なんだか、プレゼントを買う時には当たり前のことではあるのかもしれないけど、こうして誰かが喜んでくれたらいいな、と思ってたくさんの選択肢の中からその人のためのひとつを選ぶのはとても贅沢で、楽しい行為だなと思った。

誕生日やいろんな記念日もあるけど、バレンタインはわりと普段なにか贈らない層に向けても物を選ぶ機会になりやすい。

その時に、私にとって大事な人はこの人で、この人にはこんなイメージを持ってて、なんて、人間関係の見直しみたいで、楽しいなあと、ふと百貨店で思ったのでした。

そして誰かのための数多のスイーツを抱え、腹ペコになった自分のために551の豚まんを買っていこうとしたら、時間も遅かったので売り切れになってしまっていて、肩を落としたのでした。